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家づくりコラム

暖かい家は健康にもいいというお話

2022.02.11 カテゴリ:

2020年冬ごろから私たちが経験したパンデミックでステイホームが圧倒的に増えました。家にいる時間が長くなると家の居心地が重要であることに気づかされます。では「家の居心地が良い」とはどのような事を言うのでしょうか?それはあらゆる面でストレスが少ない家のことなのではないかと思います。肉体的にも精神的にもです。

例えば極寒の冬でも家に入った瞬間南国のようにあたたかい、極暑の夏でも家に戻ればすっきり爽やかで涼しい・・・温度のストレスがないことは人間の体にとってとても心地いいです。

大寒を過ぎてもまだまだ寒さが厳しい日本の冬・・・家が寒いと肩に力が入って肩こりがひどくなったり、あまり動きたくなくなって非活動的になったり、ヒートショックの危険性が高まったり、冷えでトイレが近くなったり、寒さで布団から出るのが億劫になったり、風邪をひきやすくなったり、血圧が上がりやすくなったり、厚着で肩がこりやすくなったりなどなど、人体に与える影響はマイナス面が多いです。

さらに寒い家は脳にとっても悪影響があり、居間の室温が一度上がると脳神経が2歳若くなるという実験結果がでているのだそう。寒い家に住む人は暖かい家に住む人に比べて脳神経の質が低下する傾向にあるということもあるのだとか。

さて、ここで近畿大学建築学部の岩前教授のアドバイスをご紹介!「朝起きてからエアコンを使うと、部屋が暖まったころに家を出る事になってもったいないです。就寝時はタイマーを活用し、寝室は起床2~3時間前にセットすることをおすすめします。部屋の温度が下がりきるとあたためるのに時間もエネルギーもかかるので電気代も安くなります。朝6時ごろが一番低温になるので、5時ごろにタイマーをセットするのがポイントです。逆にエアコンを消すのは寝る直前ではなく、寝る30分前くらいでよいでしょう。目に見えることを優先すると、健康にしわよせが来てしまいます。見えない温度や湿度に気を配り、暖かい家で健康に過ごしてください。」(NHKの武内陶子の午後カフェより)

つまり暖かい家は健康によいということです。食生活のみならず住環境からも健康を考えましょう!断熱性能の高い高性能住宅に住んでいきいき元気に暮らしましょう。


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